SHELTER GARDEN NIKKO

「便利になった現代社会を見つめなおす」
という選択と価値観

時間に追われる現代社会で見つけた、完璧を求めて気付く違和感
 
私は以前、高級な化粧品ブランドの空間のデザインをしたことがあります。我ながら完成度が高く、評価も高かったのですが、なんとなく日に日に違和感を感じ、愛着もわきませんでした。原因は、完成度を高くするために、スキのない、あまりにキチッとした空間に仕上げたためで、それはまるで「時間に追われる現代社会」を表したような感覚を覚えました。
 

 

中世ヨーロッパの小さなホテルから学ぶこと
 
その後、仕事でフランスの田舎町にある「中世の小さなホテル」に泊まる機会がありました。数百年前の建物のため、床も歪んでいたり、ドアの扉もピッタリ合わなかったりしていましたが、自然の木をふんだんに使った作り、今の建築にはない手作りのようなぬくもりに感動した覚えがあります。
 

 

便利さで失ったもの
 
現代は、床も家具も、隙間もゆがみもなく、汚れが落ちやすい、「自然に似た合成化学素材」が便利。
 
確かにそうです。しかし、私達が目指したものは、それとは違う価値観でした。
 
壁の突き合わせはぴったり合わせないように、その場所、その場所であえて「ズレ」を生じさせています。ラウンジの床は歩くとギシギシと音が鳴るような施工を職人に依頼し、「手作りのぬくもり」を「耳」からも感じていただけるようにとオーダーしました。部屋の家具は鉄製のフックを閉めないと閉じられません。
このように、ちょっとした非日常体験から、中世のホテルで私が感じたように、現代社会では失ってしまった素材本来の「素朴さや、温かみ」を感じていただきたいのです。
 

 

 

百年後も変わらないシェルター(安息地)とガーデン(原生林)を目指して
 
時間に追われる日常生活から退避できるシェルター(安息地)を提供したい。
それには人工物がない場所が重要でした。
 
ラグジュアリーで、豪華絢爛なホテルではありません。古くから暮らす動物、広大な原生林、多様な生態系がここにあるからこそできる「体験」をさせて頂いている。もともと存在するものを、壊さず、「自然と共鳴し調和」していきたいのです。
 
木材は廃材、古材(違法伐採でないもの)を多様しています。ホテル前に広がるガーデン(原生林)や稲荷川には鹿や猿、その他の多様な動物が生息し、足元には数千、数万の生物がいます。でも、それが私達が生きてきた自然界の本来の姿なのです。日光の森の木々、そこに生息する動物、植物、昆虫、そして、清流の流れ、太陽の日差し、月と星の輝き。私達、人間は本来その中にいるべき存在なのです。

 

今ではなく、百年後のために
 
私達のホテルで過ごす時間は、少しだけ手間が掛かることがあるかもしれません。
 
でも、これは私達にとってとても大切なフィロソフィーなのです。
 
それは今ではなく、百年後のために。
 
 

 
デザイナー 冨山和彦
 
 
 
 
 
 
 
SHELTER GARDEN NIKKO

 
「便利になった現代社会を見つめなおす」
という選択と価値観
 

時間に追われる現代社会で見つけた、完璧を求めて気付く違和感

 

私は以前、高級な化粧品ブランドの空間のデザインをしたことがあります。我ながら完成度が高く、評価も高かったのですが、なんとなく日に日に違和感を感じ、愛着もわきませんでした。
原因は、完成度を高くするために、スキのない、あまりにキチッとした空間に仕上げたためで、それはまるで「時間に追われる現代社会」を表したような感覚を覚えました。
 
 
中世ヨーロッパの小さなホテルから学ぶこと

 

その後、仕事でフランスの田舎町にある「中世の小さなホテル」に泊まる機会がありました。数百年前の建物のため、床も歪んでいたり、ドアの扉もピッタリ合わなかったりしていましたが、自然の木をふんだんに使った作り、今の建築にはない手作りのようなぬくもりに感動した覚えがあります。
 
 
便利さで失ったもの

 

現代は、床も家具も、隙間もゆがみもなく、汚れが落ちやすい、「自然に似た合成化学素材」が便利。
 
確かにそうです。
しかし、私達が目指したものは、それとは違う価値観でした。
 
壁の突き合わせはぴったり合わせないように、その場所、その場所であえて「ズレ」を生じさせています。ラウンジの床は歩くとギシギシと音が鳴るような施工を職人に依頼し、「手作りのぬくもり」を「耳」からも感じていただけるようにとオーダーしました。部屋の家具は鉄製のフックを閉めないと閉じられません。
このように、ちょっとした非日常体験から、中世のホテルで私が感じたように、現代社会では失ってしまった素材本来の「素朴さや、温かみ」を感じていただきたいのです。
 
 
百年後も変わらないシェルター(安息地)とガーデン(原生林)を目指して

 

時間に追われる日常生活から退避できるシェルター(安息地)を提供したい。
それには人工物がない場所が重要でした。
 
ラグジュアリーで、豪華絢爛なホテルではありません。古くから暮らす動物、広大なガーデン(原生林)、多様な生態系がここにあるからこそできる「体験」をさせて頂いている。もともと存在するものを、壊さず、「自然と共鳴し調和」していきたいのです。木材は廃材、古材(違法伐採でないもの)を多様しています。ホテル前に広がる原生林や稲荷川には鹿や猿、その他の多様な動物が生息し、足元には数千、数万の生物がいます。でも、それが私達が生きてきた自然界の本来の姿なのです。日光の森の木々、そこに生息する動物、植物、昆虫、そして、清流の流れ、太陽の日差し、月と星の輝き。私達、人間は本来その中にいるべき存在なのです。
 
 
 
今ではなく、百年後のために

 

私達のホテルで過ごす時間は、少しだけ手間が掛かることがあるかもしれません。
 
でも、これは私達にとってとても大切なフィロソフィーなのです。
 
それは今ではなく、百年後のために。
 
 

デザイナー 冨山和彦
 
 
 
 
 
シェルターガーデン日光でできる
5つの体験

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シェルターガーデン 日光
〒321-1415  栃木県日光市日光2441-15
Tel: 0288-25-5555
※火曜日は休館日となります 
 
 
 
 

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